千葉県山武市の殿下海水浴場で発見され、保護のため11月4日に鴨川シーワールドに搬入されている「トド」の最新状況が、鴨川シーワールドによって報告された。

鴨川シーワールドによれば、トドは、水分補給のための皮下への点滴や、体にある傷の洗浄・消毒、炎症を抑えるための抗生剤の注射等の処置が施され、24時間体制で経過観察されてきたという。

搬入当初より、床に横たわり食欲を示さない状況が続いていたが、11月10日に実施した強制経口補液(口からカテーテルで直接胃に水分等を流し込むことにより、消化管の働きを活発化させる処置)の後より、餌に興味を示す反応が見られ、夕刻に係員が投げ与えたアジ(活魚)とイカを食べる様子がはじめて確認された。


しかし、依然として血液検査上の炎症を示す値は高く、今後も治療のための処置を実施し、慎重に観察を続けていく必要があると、鴨川シーワールドは伝えている。

■保護された「トド」について
保護場所:千葉県山武市殿下海水浴場
保護日時:2014年11月4日
性別:メス(成獣)
体長:2.2m(保護搬入時)
体重:196kg(保護搬入時)