マツダは、2014年のロサンゼルスオートショーに合わせ、新型コンパクトクロスオーバー SUV「マツダ CX-3」を公開した。同社の「SKYACTIV」技術と「魂動(こどう)」デザインを全面的に採用した、新世代商品の第5弾。2015年春より日本から順次世界展開する。


エクステリアではフロントビューの精悍さを追求。フロントグリルの先端をシルバーに塗装した精緻な7本のフィンを採用する。シグネチャーウイングは削り出しの金属の強さをイメージさせる立体的な造形となっている。


またターンランプをユニット外にレイアウトし、前方を鋭く見据えるデザインとした。シグネチャーウイング先端と LED の発光ラインを一体化させ、ロービームの発光面までシームレスに繋げている。

サイドビューは、フロントフェンダーの頂点を A ピラーの付け根にまで後退させてサイズ感を演出。ロングノーズと、スリークなキャビン、リアという3つの要素に絞った面造形としている。


リアビューは、ライセンスプレートをリアバンパー上部に配置したショートオーバーハングのデザイン。


大径タイヤを採用し、ガンメタリック塗装の太いスポークと切削加工による金属の輝きが特徴の18インチ・アルミホイールを設定している。

インテリアでは前席に包み込むようなキャラクターと高めのベルトライン、彫りの深い立体的な造形のドアトリムなどを配した。「Heads-up Cockpit」コンセプトに基づき、運転席を中心に操作視認系アイテムを置いている。



またスマートフォンなどと連携し、インターネットを介したさまざまな機能が使えるシステム「Mazda CONNECT」を採用。Bluetooth 接続によるハンズフリー通話やショートメッセージ受信をしたり、Aha by HARMAN をはじめとするネットラジオを利用したりできる。

車両サイズは全長 4,275mm、全幅 1,765mm、全高 1,550mm。フロントオーバーハング 910mm、リアオーバーハング 795mm、ホイールベース 2,570mm としている。運転席のアイポイント高は約1,250mm。

サスペンションとステアリングの機能を見直した SKYACTIV-CHASSIS や衝突安全性、軽量化、高剛性に優れた SKYACTIV-BODY を採用。AWD 車にリアフレームをつなぐクロスメンバーへの補強材の追加や、タイヤパンのビード形状最適化などを行い、振動、騒音を抑えている。


エンジンはガソリン直噴式の「SKYACTIV-G 2.0」、ディーゼルの「SKYACTIV-D 1.5」という2種類。トランスミッションは6速 AT の「SKYACTIV-DRIVE」と6速 MT の「SKYACTIV-MT」だ。オートショーに参考展示する日本仕様車はディーゼルかつ MT となっている。

アクティブトルクコントロールカップリング方式の新世代 AWD システムを設定し、走破性と車両の安定性の両立を図っている。これに加えセンサ信号を使ってドライバーの意図と走行状況を正確に検知する前輪スリップ予兆検知システムを備える。小型、軽量のパワーテイクオフとリアディファレンシャルユニットも搭載。このほか安全装備として、ミリ波レーダーなどを利用する「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」が利用できる。