
スタイリッシュな大型トラクター「YT」シリーズが製品化
奥山氏が手掛けたヤンマーのコンセプトトラクターは、2013年に登場するやインターネット上の話題をさらった。今回製品化したモデルでは、同社のコーポレートカラーである赤色をより際立たせる新色「プレミアムレッド」と力強さを表現したボディライン、毎日の作業が楽しくなると同時に乗ることに誇りを持てるような洗練されたフォルムが特徴。
運転者が乗り込むキャビンは全面にラウンド形状のガラスを採用し、330度の視界を確保ししている。ファーストタッチとなる昇降ステップには高級感のあるアルミステップを採用するなどディティールにもこだわりを見せる。

大地を耕す姿もスタイリッシュ

美しいフォルムだ
作業中に良く使うレバーやスイッチはアームレスト上に配置し、各種の機能設定や状況確認はオペレータ右側に配置されたカラーモニターで瞬時に確認することが可能。
従来モデルで好評だった無段変速トランスミッションも改良している。
同社製クリーンディーゼルエンジンは国内特殊自動車3次排ガス規制に対応するなど、環境配慮もされている。
かっこいいデザインの農業機械、といえばあのランボルギーニ も魅力的なトラクターを開発しているが、今回のヤンマーの新モデルもそれに劣らない。乗用車に混じって公道を走ってもおかしくないできばえだ。

ランボルギーニのトラクター
ちなみに YT シリーズの希望小売価格は:813万7,800円~1,244万7,000円(税込)だとか。

公道を走っても違和感がなさそうだ