ボルボ・カー・ジャパン(VOLVO)のスポーツコンパクト「VOLVO V40」に、新型パワートレーン「Drive-E」を搭載した「V40 T5 R-DESIGN」がバリエーションとして加わり、販売が始まった。


V40 T5 R-DESIGN は、スポーティな特別モデル。VOLVO が Drive-E と呼ぶパワートレインには、2.0L 4気筒直噴ターボ「T5」エンジンを搭載し、トランスミッションにパドルシフト付きの新開発8速 AT を組み合わせている。


最大出力は 245PS、最大トルクは 350Nm(35.7kg-m)で、従来型と比べ 32PS、50Nm 増強した。一方、JC08 モードでの燃費は 15.1km/L と約14%向上。「平成27年燃費基準」を達成しており、エコカー減税の対象となる。


エクステリアではブラックアウトしたロアー・エアインテークやシルクメタル仕上げのフロントグリルを、リアセクションにはディフューザやデュアル・スポーツテールパイプなどを専用装備している。

フロントバンパには、新たにヘッドライトと連動点灯する「LED ドライビングライト」を標準装備する。

インテリアには上質なレザーを使ったスポーツシートや専用テーマカラーの液晶デジタルメータ、足回りではモノチューブリアダンパに強化スプリングを組み合わせた専用スポーツサスペンションを装着する。ストラットタワーバー、ダイヤモンドカットデザインの18インチアルミホイールなども採用している。

さらに標準装備として新たにリアビューカメラを追加したほか、VOLVO の10種類の安全装備・運転支援機能を備える。

「歩行者・サイクリスト検知機能付追突回避・軽減フルオートブレーキ・システム(ミリ波レーダー・デジタルカメラ・赤外線レーザー方式)」「全車速追従機能付 ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」、夜間走行時にヘッドライトのハイビームとロービームの自動切り替えを行う「アクティブ・ハイビーム」などだ。

直感的な操作が可能なマルチメディアシステム「SENSUS(センサス)」も改良。インターネット接続機能や音声認識のボイスコントロール機能を追加し、操作画面を一新した。

カーナビゲーション連動型 ITS スポット(DSRC)対応 ETC 車載器を標準装備し、カーナビの無償更新にも対応する。

このほか、harman/kardon スピーカ採用のプレミアムサウンド・オーディオをオプションで設定する。総出力 650W のデジタルアンプに12個のスピーカを組み合わせている。

重低音を再生するロングストロークウーハ、高音を再生するドーム・ツィータ、ミッドレンジスピーカなどで構成する。スウェーデン DiracResearch の次世代音質・音場補正ソフトウェア「Dirac Live」も採用している。

希望小売価格は436万円(税込)。