日本の帆船「海王丸」がその帆を広げ、たたむ姿を陸上から見られるイベントが、静岡県の清水港で開かれる。11月22日の昼ごろから同港の日の出埠頭で鑑賞できる。

帆を広げた海王丸が見られる(出典:航海訓練所)
帆を広げた海王丸が見られる(出典:航海訓練所)

海王丸は、日本政府の航海訓練所が練習船として運航している、数少ない日本の帆船の一つ。今回は帆(セイル)を広げる訓練とたたむ訓練を、「セイルドリル」として港に着岸中に行う。

約100人の実習生が力を合わせて作業にあたるが、どちらの訓練にもそれぞれ約1時間が必要となる。実習生が一体となるチームワークが見どころだとか。

セイルドリルは通常、陸岸から遠く離れた洋上において行うため、帆を広げた海王丸の姿を陸から見ることができるのはこうした機会しかない。

陸上から見られる機会は貴重(出典:航海訓練所)
陸上から見られる機会は貴重(出典:航海訓練所)

なお、展帆(帆を広げる)訓練は13時頃から、畳帆(帆を畳む)訓練は14時30分頃からを予定している。

またセイルドリルの翌日、11月23日には、海王丸船内の一般公開がある。船員を目指す実習生が、どのような環境で実習、生活をしているのか、本人たちに直接聞くことが可能。事前予約などの手続きはなく、無料で参加できる。

海王丸の一般公開のようす(出典:航海訓練所)
海王丸の一般公開のようす(出典:航海訓練所)

なお、今回のイベントには間に合わないという人も、次の機会がある。航海訓練所の帆船は実習のためさまざまな港を訪れ、各地でセイルドリルや一般公開を実施している。公式サイトから詳しいスケジュールを確認できる。