スマートフォン、スマートウォッチ、スマートグラス、そしてスマートテレビ。様々なデバイスがインターネットに接続可能な「スマートデバイス」へと進化を続けている。そして今、多くのメーカーが取り組んでいるのが、インターネットに接続可能で他の人と繋がることのできる自転車「スマートバイク」だ。

検索エンジン百度(Baidu:バイドゥ)を運営する Baidu は、スマートバイク「Dubike」を発表した。複数のセンサー、独自開発の OS、そして SNS 機能を搭載している。





「Dubike」は、利用者にフィットネス機能と GPS 機能を提供するスマートバイク。フィットネス機能では、サイクリストの心拍数や、自転車の速度やケイデンスなどのフィットネス統計値をトラッキングし、スマートフォン経由でモニター可能にする。


GPS 機能は、現在位置のトラッキングや、目的地までのナビゲーションを提供可能だ。


「Dubike」には発電機が搭載されており、走行時に発電した電力をボディ内のバッテリーに充電する仕組みになっている。この電力を使用して GPS や各種センサーを動作させているため、バッテリーを毎日充電する必要はない。


その他、「Dubike」には SNS 機能も搭載される予定だ。


Baidu は、年内に「Dubike」の出荷を開始するとしているが、価格などについては公表していない。