新型 MINI のハイパフォーマンスモデル「John Cooper Works」が、米国デトロイトで開催される「北米国際自動車ショー(North American International Auto Show:NAIAS)」でワールドプレミアを迎える。


新しい「John Cooper Works」は、MINI 史上最強のエンジン、スポーツカーのノウハウで洗練されたシャシー技術、そして独特のデザインにより、ユニークなキャラクターを獲得している。



エンジンは、MINI Cooper S のために開発された2.0リットルの4気筒エンジンがベース。その最大出力は231PS で、最大トルクは320Nm。0~100km/h への加速性能は MT 車で6.3秒を記録している。これだけのハイパフォーマンスを実現しながら、MT 車の燃費は14.9km/L。6速ステップトロニック付きスポーツトランスミッション車では17.6km/L と、前モデルに比べて20%近く改善された。


シャシーは、スポーツカー用シャシーが標準仕様となっており、定評のあるシングルピボット・ストラット式フロントアクスルとマルチリンク式リアアクスルにより、高い走行性能がもたらされている。
 
エクステリアでは、車体のフロントに大きなエアインレットがあり、エンジンや補助部品、ブレーキを冷却する必要性の高さを主張。「MINI John Cooper Works」が優れたパフォーマンス特性を持っていることをその外観からも示している。


インテリアでは、前モデルよりもボディサイズが大きくなったことにより、シートの快適性が向上している。シートの配色には、エクステリア同様、ピアノブラックと赤が採用された。


インテリアはシートだけでなくステアリング、シフトレバー、ギヤチェンジレバー、スピードメーターのディスプレイ、キーもピアノブラックと赤で仕上げられており、英国のプレミアブランドならではの高級感のある雰囲気を醸しだしている。