水素で走るバス「FC バス」が営業運行を開始した。トヨタ自動車の燃料電池車(FCV)「MIRAI」の技術を応用したもので、愛知県豊田市内を走る路線バス「とよたおいでんバス」が導入した。


トヨタ自動車とその子会社である日野自動車が開発した。MIRAI 向けに開発した燃料電池システム 「トヨタフューエルセルシステム(TFCS)」をバスに応用している。

FC バスには、出力を高めるために FC スタック(電池をまとめたもの)やモーターなどを2個搭載するほか、高圧水素タンクを8本搭載している。さらに2013年11月より開始した実証試験などの結果を生かし、「外部電源供給システム」を改良しているという。


大容量の燃料電池を抱える FC バスは、震災などの際、非常用の電源として外部に電力を供給する役割を果たせると見込まれている。

トヨタ自動車や日野自動車は、おいでんバスでの営業運行による実証試験を通じて、FC バスの実用性や有用性を検証し、今後の研究に役立てたい考えだ。