最近、ローソンとひとつになった駅が話題になったが、実はほかにも変わった駅がある。兵庫県にある北条鉄道の「播磨下里駅」は、お寺とひとつになっており、住職が読経もしている。

駅だけどお寺、お寺だけど駅
駅だけどお寺、お寺だけど駅

播磨下里駅では、鉄道ファンの僧侶がボランティア駅長を務め、お寺と合体した「下里庵」として、ときどき一般に駅舎を開放する。1月は19日、31日にそれぞれ10時50分~14時48分まで参拝できる。


ご住職が鉄道ファンだとか
ご住職が鉄道ファンだとか

一般開放日は、最初の約30分間が勤行(読経)の時間となっている。静かに参拝するのであれば誰でも自由に入れる。読経のあとの30分は清掃。参拝した人から清掃の手伝いも募集している。清掃のあとは、硬券切符の購入や御朱印の申し込みができる。

また1月31日の12時~13時30分は鉄道ファンの集い。鉄道に関する話題で語り合い、交流を深める場になるとか。

播磨下里駅への主な行き方は、大阪駅から JR 神戸線・加古川線を乗り継ぎ、粟生駅で北条鉄道に乗り換える。または梅田駅から阪急電鉄/阪神電車で新開地駅まで出て神戸電鉄に乗り換え、さらに粟生駅で北条鉄道に乗り換える。

北条鉄道の知られざる?一面でした
北条鉄道の知られざる?一面でした