「Douze Cycles」のカーゴバイクは、ハンドルと前輪の間にカーゴスペースを設定した自転車。一般的な自転車よりも長いホイールベース（1,625～1,825ミリ）を実現し、大量の荷物の搭載性と、安定した操作性を提供する。




「Douze Cycles」カーゴバイクの特徴はモジュールシステムを採用していること。人の乗車する部分は「Messenger」と「Traveller」の2種類、荷台部分は「Compact」と「Standard」の2種類のモジュールを用意。これらを組み合わせることで、利用者の状況に合わせたカスタマイズが可能になる。



例えば、週末の買い物に利用したい女性向けには、スカートをはいて乗車しやすい「Traveller」と、40センチ長の荷台「Compact」を組み合わせたものが提案されている。子ども2人を乗せて移動したい男性には、トップチューブのある「Messenger」と、60センチ長の荷台「Standard」の組み合わせが適しているそうだ。



「Douze Cycles」カーゴバイクでは、乗車部分と荷台部分のモジュールを2分程度で分離することができる。これにより、通常約2.4メートルの全長が、約1.3メートルにまで小さくなり、自宅室内での保管や、自動車のトランクに入れての持ち運びが可能になる。


その「Douze Cycles」カーゴバイクの荷台モジュールに2015年1月、80センチのカーゴスペースを持つ「Extra Long」が追加される。その全長は263センチで、ホイールベースは約202センチ。積載可能重量は200キロで、大容量の荷物や複数名の子どもを乗せるのに便利だな1台だ。


この「Extra Long」は長過ぎて、日本市場には合わないだろう。だが、「Compact」は週末の買い物などに便利なはずだ。どこかの代理店が日本で扱ってくれないだろうか？