
特許出願書類によれば、「Odor Removing Device」はシャツのウエストまわりに取り付けて利用するデバイス。利用者が運動して汗をかいていることを検知したとき、洋服内に外気を流入させて汗を乾かすと同時に、制汗剤などをスプレーしてニオイを防ぐ。

「Odor Removing Device」にはインターネット接続機能も搭載されている。この機能では、デバイス装着者の利用している複数の SNS サイトにアクセスして友だちの現在位置を把握。利用者が汗くさい状態のときに友だちと出会いそうになった場合、友だちと出会わなくてよいルートを提案する。これによって、友だちに不快な思いをさせなくて済む。

Google が何の目的でこの特許を取得したのか、現在もこの製品の開発が続いているのか、などについては不明だ。だがもし日本で発売され、多くの通勤者が利用するようになれば、満員電車が少しだけ快適になるかもしれない。
Google はこの特許を2012年に出願し、今年の2月10日に取得している。