列車の中で芸妓が舞うお座敷列車「芸妓・膳・夜桜列車」が、福島県の会津鉄道で運行される。ふくしまディスティネーションキャンペーン(DC)の一環で、4月29日の昭和の日に出発する。


ふくしま DC とは、福島県の自治体と鉄道会社などが協力して行う観光の取り組み。桜の季節が始まる4月から県内ではさまざまな催しがあるが、会津鉄道のそれはひときわ目を引く。


会津の誇る「東山芸妓」が、走行するお座敷列車の中で伝統の舞踊を披露する。乗客は会津の郷土料理を楽しみながら、江戸のころにさかのぼる技を鑑賞できる。本物のお座敷に比べると狭い車内で、いかに舞うのかが興味深いところ。

ちなみに会津鉄道は、すでに2014年に芸妓・膳・夜桜列車を試験運行して成功を収めており、今回が本番となる。


列車は西若松駅から湯野上温泉駅間を往復する。この区間の芦ノ牧温泉駅や湯野上温泉駅は、駅のそばに植わった桜が見事な花を咲かせることで知る人ぞ知る名所となっている。舞踊と料理に加え、車窓から見られる夜桜も楽しみになりそうだ。

なお、募集人員は20人で、料金は1人1万2,000円。電話での事前申し込みが必要としている。