スケートボードの方向転換には、“トラック”と呼ばれるシステムが使用されている。だが、この“トラック”が開発されたのは1920年。約100年前の古いシステムだ。

これに不満を持ったのが工業デザイナーの Chris Terpstra さん。Terpstra さんは、“トラック”を使用しないスケートボード「Gila-Board G1」を開発した。


4輪独立サスペンションを搭載したスケートボード「Gila-Board G1」
4輪独立サスペンションを搭載したスケートボード「Gila-Board G1」

「Gila-Board G1」は、4輪独立サスペンションを搭載。4つのタイヤは路面状況にあわせ、他のタイヤとは独立して上下する。これにより、オフロードでの走行を、従来のスケートボード以上に楽しめるという。

オフロードでの走行を、より楽しめる
オフロードでの走行を、より楽しめる

サスペンションは、利用者の体重や路面の状況にあわせて硬さを調整できる。また、タイヤを「内また」「がに股」に調整することも可能だ。

4輪独立サスペンションを搭載したことで
4輪独立サスペンションを搭載したことで

細かな調整が可能になった
細かな調整が可能になった

注文時には、リムのカラーやタイヤの種類(オンロード用またはオフロード用)とカラ―、ビンディングなどを指定できる。ボードのビンディング無しでの重量は約10.2キロ。これは、スケートボードとしてはかなり重めだ。これが独立サスペンションを搭載してしまったことによるデメリットと言えるかもしれない。

選択可能なタイヤの例
選択可能なタイヤの例

Terpstra さんは現在、kickstarter で「Gila-Board G1」に対する出資者を募集している。資金調達に成功した場合、2015年6月の出荷開始を予定。価格は、1,250ドル(約14万9,800円)前後になる見込みだ。