スキーは滑っているときは楽しいが、歩いて移動する際には板が邪魔だ。スキー板はサイズが大きいだけでなく、持ち運びしにくい形状をしているためだ。

スキー板は、歩いて移動する際には邪魔
スキー板は、歩いて移動する際には邪魔

この問題を解消するのが「SkiTaker」。スペインの Oscar Ramiro 氏が開発した、スキー板の運搬を楽にするツールだ。


スキー板の運搬を楽にするツール「SkiTaker」
スキー板の運搬を楽にするツール「SkiTaker」

「SkiTaker」は、スキーシューズにストラップで取り付けするツール。テール部分を固定するクリップが付いている。スキー板のテール部分をクリップに固定すれば、スキー板を簡単に運ぶことができる。

「SkiTaker」をスキーシューズにストラップで取り付ければ
「SkiTaker」をスキーシューズにストラップで取り付ければ

スキーを楽々運べる
スキーを楽々運べる

通常、スキー板を運ぶ場合、長い板の1点を持って運ぶが、これが板が不安定になる原因となる。「SkiTaker」を使用すれば2点で支えられるため、板が安定し、楽に運べると Ramiro 氏は述べている。

スキー板の一点を持つと、不安定に
スキー板の一点を持つと、不安定に

「SkiTaker」を使用すれば、板を2点で支えられる
「SkiTaker」を使用すれば、板を2点で支えられる

Ramiro 氏は現在、「SkiTaker」の市販化に向けて Indiegogo で出資者を募集中。記事執筆時点では、36ドルを出資することでアーリーバード版の「SkiTaker」を入手できる(日本への送料が別途12ドル必要)。入手に必要な出資額はキャンペーンが進むにつれて上昇し、終了後の小売価格は59ドルになる予定だ。Indiegogo 出資者に対する製品の出荷は5月10日頃、市販開始は2015年11月頃を予定している。

「SkiTaker」パッケージサンプル
「SkiTaker」パッケージサンプル