話題の一人乗りキャタピラ付きビーグル「DTV シュレッダー」が、日本でも販売開始された。日本総代理店トライクファクトリーから購入できる。


「DTV シュレッダー」は、起伏のある斜面や岩場・砂浜・水辺、それに雪上など、劣悪な走行環境にも対応可能な、全地形・全天候型ビーグル。そのルックスが小型戦車のように見えるのが最大の特徴だ。海外ではエクストリームスポーツ用ビークルとして高い人気を誇っている。日本ではサバイバルゲームで利用されることもあるようだ。






だが、それだけではない。「DTV シュレッダー」は全地形対応であることを活かし、災害発生時にはガレキの山の上を走行して、救助や捜索、救援物資や食料の輸送などにも活用可能だ。


ドライブトレインには、14馬力を発生する195cc の4ストロークガソリンエンジンと、「DTV シュレッダー」開発元である BPG Werks 社が特許を保有する CVT が組み合わされている。この組み合わせにより、完全停止状態からトップスピード(時速40キロ)まで一気に加速することができるという。


「DTV シュレッダー」は、ハンドル部分を折り畳み可能。折り畳み時には、119 × 68.5 × 63.5センチにまでコンパクト化が可能。重量は127キロなので、ピックアップトラックの荷台に載せて目的地まで運搬できる。



なお、「DTVシュレッダー」は、公道や歩道では使用できない。ただし災害時には、その時の状況により、例外が認められる場合があるという。