ワンボックス型軽自動車、マツダの「スクラムワゴン」と三菱自動車の「タウンボックス」が全面改良された。ともに室内サイズの拡大と燃費効率の向上などが目玉だ。

スクラムワゴン
スクラムワゴン

いずれも、スズキが供給しており、同社のエブリイワゴンとほぼ同等の性能を備える。


こちらはタウンボックス、ともにスズキが供給
こちらはタウンボックス、ともにスズキが供給

2,240mm の室内長、1,420mm の室内高、1,355mm の室内幅によるゆとりのある車内空間がうり。フロントシートにはベンチシートを採用。また、シートスライド量を先代モデルと比べて運転席は 65mm、助手席は 60mm 拡大した。ロングホイールベース化とリヤシートスライド量の拡大により、1,080mm の前後乗員間距離を実現している。

低速域から強いトルクを発揮しやすい R06A 型ターボエンジンを全車に搭載。燃費効率は 2WD 車、JC08 モードで 16.2km/L。トランスミッションはターボエンジンに合わせトルク容量を最適化した4速 AT を採用し、中低速域での扱いやすくした。

左右分割可倒式リヤシートや助手席前倒し機構による、多彩なシートアレンジ、衝突被害軽減ブレーキなどの安全運転技術の採用も特徴となっている。

スクラムワゴンのインテリア
スクラムワゴンのインテリア