
ゴマフアザラシの赤ちゃんが生まれたのは2015年2月24日午前11時34分。だが母親の「モネ」は出産後赤ちゃんのもとを離れ、授乳をする様子が見られなかった。このため、鴨川シーワールドでは、赤ちゃんを人工哺育で育てることに決定。「モネ」から母乳を採取し、その母乳を主体にして赤ちゃんを育てている。

赤ちゃんは誕生時の体長72.0センチ、体重7.8キロから、体長78.0センチ、体重10.8キロ(3月10日現在)にまで成長し、純白の新生児毛におおわれた愛らしい姿を見せている。

今後しばらくの間、鴨川シーワールドでは、ロッキーワールド地階で赤ちゃんの様子を公開するという。親代わりの飼育員が赤ちゃんに哺乳ビンでミルクを与えている様子も、ガラス越しに観察するチャンスがあるかもしれない。
なお、ゴマフアザラシの新生児毛は3~4週間で生え換わり、成獣と同じ体色となる。また、授乳期間も3~4週間で終了する。真っ白でふわふわした毛でおおわれた赤ちゃんの姿を見たい方はお早めに。

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