
最大の特徴は、バッテリーが簡単に交換可能なこと。使い切った空のバッテリーを、満充電されたバッテリーと一瞬で交換できるので、走行中にバッテリー切れを心配する必要がない。バッテリーには、容量の小さな「ポケットサイズ」から「フルサイズ」まで、3種類が用意されている。

もう1つの特徴は、回生ブレーキを搭載していること。坂道などを下りながら回生ブレーキで速度を落としつつ、内部のバッテリーを充電できる。ボードには USB ポートが装備されているので、スマートフォンなどの USB デバイスを接続して充電可能だ。

スマートフォン連携機能も充実。バッテリー残量を表示したり、その日の走行内容を記録したりだけではなく、他人にボードを使われないようボードをロックすることも可能だ。

最高時速は時速約38キロ。この速度は、スマートフォンアプリで制限できる。一回の充電で走行できる距離は約16キロ。ボードの重さは約5.5キロとなっている。

スケートボードとしてはかなり重い
「Monolith」を開発した Inboard Sports は、クラウドファンディングサイト kickstarter で出資者を募集中。1,199ドル出資することで、「Monolith」1台を入手できる(送料別途)。小売価格は1,399ドルとなる予定。

「Monolith」は、通勤で使用されるために開発されたスケートボードだが、日本では安全な私有地などでしか走行できないので、その点には注意されたい。