三菱自動車は第16回上海国際モーターショーに、三菱汽車銷售、広汽三菱汽車、東南汽車工業と共に出展。2台の PHEV コンセプトカー、「MITSUBISHI Concept XR-PHEV II」と「アウトランダー PHEV Concept-S」を参考出品する。
 
「MITSUBISHI Concept XR-PHEV II」は新たな PHEV システムを搭載する小型 SUV のコンセプトカーで、「アウトランダー PHEV Concept-S」は「アウトランダーPHEV」をベースとしたコンセプトモデル。これらに加えて、同社が中国市場で生産・発売する車両を含む合計15台を出品する。

■「MITSUBISHI Concept XR-PHEV II」

「MITSUBISHI Concept XR-PHEV II」は、小型・軽量・高効率な FF タイプの PHEV システムを採用し、環境性能と走行性能を高い次元で両立する、都市型クロスオーバーのコンセプトカー。


 エクステリアは、筋肉質で引き締まった張りのあるサイドボディをシャープにカットしたキャラクターライン、リヤフェンダーの立体的でかたまり感のある造形で、ダイナミックな躍動感を表現した。


フロントフェイスは歴代パジェロのデザインを継承・進化させたもの。バンパー両サイドのプロテクター形状を中央方向へ拡張、また、アンダーガードを下から中央方向へ拡張することで、人と車を保護する新しい盾のカタチを表現した。


更にフロントのモチーフをリヤにも反復し、視認性に配慮したハイマウントのテールランプで特徴づけている。


インテリアは、水平基調のシンプルなインパネ、それを支えるコンソールから左右に広がるアルミフレームによって、SUV の力強さを表現。フロント周りは、ブラックとシルバーのみのハイコントラストな色調とした。また、操作系をステアリングホイールとコンソール中央部に集中配置し、機能的で運転に集中できるコックピットを表現している。



PHEV システムは、MIVEC エンジン、新開発のモーターとジェネレーター、そして新型パワードライブユニットをフロントに搭載した FF タイプとし、大容量バッテリーを低重心化に貢献するようフロア下に配置した。

新型パワードライブユニットは、インバーターと可変電圧システムで構成し、小型・高効率なシステムでありながら高出力・高トルクを実現。走行時の CO2排出量を40g/km 以下に抑え、プラグインハイブリッドでクラストップレベルの環境性能とした。

■「アウトランダー PHEV Concept-S」

「アウトランダー PHEV Concept-S」は、「アウトランダー PHEV」のスペシャルパッケージとして提案するコンセプトモデル。デザインテーマを「Sporty(スポーティ)&Sophisticated(洗練)」とし、力強くスポーティな走りと、静粛性に優れる先進的で上質な室内を兼ね備えたモデルを目指している。


エクステリアでは、フロントグリル中央にスリーダイヤを据え、左右から包み込むように象徴的なクロームモールで縁取ることにより力強さと安心感を表現した。


フロントのデザインと同様に、リヤにおいても左右からプロテクトするイメージを強調するクロームモールと、外に向かって左右に広がるスリット状のリヤコンビランプで、動きのあるデザインとしている。


ボディカラーには、ガラス粒子を織り交ぜた輝きのあるプラチナホワイトを採用した。
 

インテリアは、「ブラック&バーガンディ」を基調とする上質な空間。職人の手による丁寧な縫製で仕立てた本革シート、“漆箱”をモチーフとした日本の工芸品のようなフロアコンソールなど、緻密で洗練された技巧を細部まで取り入れることで、プレミアムなインテリアとしている。