「生まれたてのバスは初めて見たものを親だと認識してついていきます」。そんなキャプションとともに Twitter に投稿された西鉄バスの写真が話題だ。バスが何台も連なっているようすは確かにヒヨコの行進に似ていなくもない。

お母さ~ん待って~(Twitter ユーザーの厚意により許諾を得て転載)
お母さ~ん待って~(Twitter ユーザーの厚意により許諾を得て転載)

福岡の私鉄、西日本鉄道は「西鉄バス」を運行する大手バス会社としても知られ、グループ全体で2,855台の車両を保有。東京都の都営バスや神奈川県の神奈川中央交通などと並んで、日本でも有数の規模を誇る。


福岡市内ではそこかしこで西鉄バスの姿を見かけるが、博多駅前のバスターミナルはこうして数台が並ぶのも日常の光景だそう。

今回の写真は、ずらずらと数珠つなぎになった西鉄バスの大きな車両を、生まれたばかりの小さなヒヨコになぞらえたところが、人をニヤリとさせた。言われてみれば、鳥のヒナが「すりこみ」によってほかの動物を親だと錯覚してあとをついてまわる光景に見えなくもない。

生まれたばかりのヒヨコ、しばしばほかの動物を親と認識してついてまわる
生まれたばかりのヒヨコ、しばしばほかの動物を親と認識してついてまわる

普段から西鉄バスを利用している人にとっては、駅前の混雑はうっとうしい場合もあるだろうが、かわいいヒヨコだと思うようにすれば、気持ちもなごむかもしれない。