船の形をした鉄道の切符。何だか不思議なものが埼玉県の私鉄、秩父鉄道から4月25日に発売される。実は同社が手掛けている川下り「長瀞(ながとろ)ラインくだり」が今年創業100周年をむかえるため企画した記念切符だ。


埼玉県にある長瀞渓谷は、「岩畳」と呼ばれる不思議な岩壁のようすで知られ、谷を流れる川からの眺めが魅力。秩父鉄道では近くの長瀞駅から簡単にこの眺めを楽しめるよう小さな和舟を運航している。川の激しい流れもスリルがある。


今回の「長瀞ラインくだり創業100周年記念乗車券」はこの和船をもとに、舵をとる船頭さんを先頭に並ぶ乗客の頭が凸凹したユニークなデザインに仕上げている。

販売期間は12月6日まで。秩父鉄道の羽生、熊谷、寄居、長瀞、秩父、御花畑各駅の窓口と直販サイトで取り扱っている。硬券乗車券2枚セットに特製台紙が付いている。販売部数は1,000部限定だ。
秩父鉄道は、長瀞関連のイベントをほかにもいくつか行う予定。5月16日から急行列車が長瀞ラインくだりの100周年記念ヘッドマーク付きで運行する。車両内には長瀞の歴史を紹介するポスターも飾られるそう。

また6月末までは秩父と長瀞をめぐるスタンプラリーが催おされる。スタンプを合計3つ集めて、駅窓口へ応募すると抽選で30人に独自デザインのステンレススチール製ボトルが、抽選で150人にクリアファイルが当たる。

このほかキャンペーンとして12月6日まで長瀞ラインくだりに平日に事前予約で乗船すると1割引になり、グッズがもらえる。また長瀞ラインくだり周辺のレストラン「有隣倶楽部」「ガーデンハウス有隣」や「宝登山小動物公園」で乗船券の半券を提示すると特典がある。

また「秩父鉄道写真コンテスト」の一環として、今回は長瀞の部門があり、8月5日まで応募できる。