

ホメパトは取り締まりよりも、よい運転をほめることで交通事故を減らしたい、という考えで企画したクルマ。放送作家の小山薫堂氏の呼びかけで、首都高などが参加する安全運転の啓発キャンペーン「東京スマートドライバー」の象徴でもある。
もちろん警察ではないし、実際にほかのクルマをいちいち呼び止めて褒める訳ではない。だいいちそんなことをすれば迷惑に思う人がいるに違いない。
代わりにホメパトではラジオパーソナリティが乗車。首都高をパトロールしながら、優れた運転を見かけると、リアルタイムに放送番組を通じて褒める。
こうしたホメパトの取り組みは2008年から続いており、都度、各メーカーの実車を特別なデザインに仕上げて利用している。今回は3代目となるモデルが登場。トヨタ自動車「86」と、Smart(スマート)「スマート電気自動車」の2種類だ。
ちなみに初代ホメパトは「NISSAN GT-R」、2台目は三菱自動車工業の「i-MiEV」だった。

