ドローンには、現在位置を測定する GPS や、安定性を高めるための各種センサー(加速度計、ジャイロスコープなど) 、そして地上を撮影するためカメラなどが搭載されている。だがこれらはすべて、スマートフォンにも内蔵されているものだ。

米国 XCraft はスマートフォンを組み込んで使用するドローン「PhoneDrone(フォーンドローン)」を開発した。スマートフォンのセンサーなどを活用することで、通常のドローンと比べて、大幅なコストダウンに成功している。

スマートフォンを組み込んで使用するドローン「PhoneDrone」
スマートフォンを組み込んで使用するドローン「PhoneDrone」

「PhoneDrone」を利用するには、スマートフォンに専用アプリをインストール。これに飛行ルートを入力する。あとは「PhoneDrone」にそのスマートフォンをセットすれば、設定されたルートに従って飛行するという仕組みだ。もう1台スマートフォンがある場合、そのスマートフォンで「PhoneDrone」をリモートコントロールできる。「PhoneDrone」に組み込んだスマートフォンからのビデオ映像をリアルタイムで視聴することも可能だ。

スマートフォンアプリで飛行ルートを設定
スマートフォンアプリで飛行ルートを設定

スマートフォンを「PhoneDrone」にセットすれば  設定されたルートに従って飛行する
スマートフォンを「PhoneDrone」にセットすれば
設定されたルートに従って飛行する

スマートフォンからのビデオ映像をリアルタイムで視聴可能
スマートフォンからのビデオ映像をリアルタイムで視聴可能

興味深いのは「Follow Me」モード。このモードでは、「PhoneDrone」は利用者の持つスマートフォンを追従する。例えば、マラソン大会などでこの機能を利用すれば、自分の走る姿をスタートからゴールまで撮影することが可能だ。

「Follow Me」モードでは、自分の走る姿を撮影できる
「Follow Me」モードでは、自分の走る姿を撮影できる

XCraft では現在、「PhoneDrone」の市販化に向け、kickstarter で出資者募集のキャンペーンを実施している。記事執筆時点では、229ドルの出資で「PhoneDrone」が1台入手可能だ。入手に必要な出資額はキャンペーンの後半になるにつれて上昇し、市販価格は299ドルとなる。出荷は2015年11月頃を予定している。