創造広場「アクトランド」が5月15日に、高知県にオープンする。「龍馬歴史館」「世界偉人館」「ニーオアフリカンギャラリー」「絵金派アートギャラリー」「世界モデルカー博物館」「世界クラシックカー博物館」「ボンネットバス博物館」「KUMA’S コンテナギャラリー」の8つの展示スペースからなる新しいテーマパークだ。


「アクトランド」の元になったのは、1988年に開設された「龍馬歴史館」。これを引き継ぎ、新たに7つの展示館を追加して完成した。有料の博物館に加え、無料の「自遊空間」、オリジナルグッズを販売するショップ、飲食施設が併設されている。


■各展示館の概要
◆世界モデルカー博物館

ロードカー(2ドアクーペ)モデルに特化したモデルカー博物館。ある特定の車種について、開発段階のデザインスタディ、コンセプトカー、プロトタイプ、市販段階のプロダクションカー、マイナーチェンジモデル、フェイスリフトモデル、そしてレース仕様のチューニングカーなど、体系的なラインナップを充実させているのが特徴。展示台数は約3,700台。


◆世界クラシックカー博物館
クラシックカー(1907~53年)18台と近代車(1965~82年)4台の計22台を展示している。特に1907年式のイタリア製 F.I.A.L モデル A(6/8HP)は世界に2台しかない超稀少車。その他にも、希少価値の高いクラシックカーがラインナップされている。



◆ボンネットバス博物館
昭和中期まで活躍したボンネットバスをレストアし、展示する。車内への乗車も可能となっている。

◆龍馬歴史館
坂本龍馬33年の人生と彼を取り巻く幕末の時代を、27種の場面セットと等身大120体の蝋人形によって描き出している。


◆世界偉人館
世界の偉人や近代の政治家の歴史的な場面を蝋人形で再現した。

◆ニーオアフリカンギャラリー
ガーナ共和国の芸術家フランク・ニーオのハイレリーフ(浮彫絵画)を展示。

◆絵金派アートギャラリー
幕末を代表する土佐の天才絵師・弘瀬金蔵、通称「絵金」の作品と、同時代を彩った作品を展示。

◆KUMA’S コンテナギャラリー
篠原勝之氏の造形作品を4基のコンテナに収蔵。夜間はライトアップされ、幻想的な空間が広がる。