Mercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)の「CLA シューティングブレーク」が6月下旬にも発売となる。


CLA は、スポーティさとダイナミックさを際立たせた4ドアクーペ。今回のモデルは広いラゲッジスペースを設定したシューティングブレーク仕様となる。


エクステリアは、ルーフラインとサイドの3本のキャラクターラインが生む流麗なスタイリングが最大の特徴。ルーフラインをリアエンドまで緩やかな曲線を描くように伸ばすことで、スタイリッシュなフォルムを維持しつつ、後席にステーションワゴン並みの室内空間を持たせた。


後席のヘッドクリアランスは CLA より 42mm 拡大している。ラゲッジスペースは同セグメントのステーションワゴンと比べて、トップレベルの積載性を備えたという。通常時で 495L、後席バックレストを倒せば最大 1,354L まで拡大できる。



ワンタッチ操作でテールゲートが自動開閉し、開口角度も調整できる「EASY-PACK自動開閉テールゲート」も備えている。大きく開くテールゲート、張り出しの少ないフラットな形状、後席バックレストを2:1の比率で前方に倒せる分割可倒機構により、乗員数や荷物の形、大きさに合わせた幅広い使い分けが可能。

5.1m の最小回転半径と 1,800mm 以下の全幅により取り回しにも優れ、道幅の狭い道路や駐車場でも安心して運転できるという。また後席の居住性とラゲッジスペースを確保しながら Cd 値0.26を実現し、燃費向上、風切り音の低減、高速安定性の向上が図れたとする。

希望小売価格は360万円(税込)から。

また特別仕様車「CLA 250 Shooting Brake OrangeArt Edition」および「Mercedes-AMG CLA 45 4MATIC(フォーマティック) Shooting Brake OrangeArt Edition」の2種類も発売となる。


前者はフランジ部にオレンジの塗装を施した本特別仕様車専用の18インチ AMG マルチスポークアルミホイールをはじめ、前後バンパーのラインやバイキセノンヘッドライトのリング、インテリアのステッチ、シートやシートベルトのストライプといった内外装の随所にオレンジのアクセントを配し、スポーティな個性を高めた。

後者は最高出力360PS/265kW、 最大トルク450Nm を発生する AMG 2.0L 直列4気筒直噴ターボエンジンと、パフォーマンス志向の四輪駆動「AMG 4MATIC」を組み合わせたスポーティな「Mercedes-AMG」モデル。

希望小売価格はそれぞれ567万円と862万円。