
「KALKHOFF」の電動アシスト自転車「INTEGRALE」は、ドイツならではの品質へのこだわりが詰まった都市生活者向けの乗り物。駆動系にはチェーンではなく、街をより静かに走行できるベルトドライブが採用されています。

ハンドルバーには LCD が取り付けられており、バッテリーの残量や走行速度を表示するだけでなく、スマートフォンと連携してナビとしても機能します。

でも、それだけではありません。「KALKHOFF」は「INTEGRALE」のデザインにもこだわっているのです。ケーブル類は可能な限りフレーム内に隠され、外観をシンプルなものにしています。

バッテリーからモーターまでのドライブシステムは、ひとつらなりのデザイン。ダウンチューブと一体化され、一見したところでは電動アシスト自転車とはわからない外観になっています。アルミ製のヘッドチューブ、ダウンチューブ、モーターマウントは、ダイカストで一体成型。バッテリーユニットがダウンチューブにぴったりと収まるデザインを実現しています。

電動アシスト自転車とはわからない外観に

「KALKHOFF」は、ドライブシステムの開発とシャシーの開発を一緒に行ったのだそう。これにより、大容量のバッテリーを搭載しながらも、可能な限り細身で、かつ強度も犠牲にしないダウンチューブの製造が実現したそうです。

他メーカーからユニットを買っていたら
このようなデザインはできません
欧州での価格は4,699ユーロ(約65万6,000円)と、このスペックの自転車としては意外とお手頃価格となっています。日本での販売は予定されていないようですが、もし販売されるのであれば、ヤナセさんあたりに“外車”として扱って欲しいところ。そうすれば、新しい顧客層が掘り起こせるかもしれません。

(画像はイメージです)