

いずれのコースも京都・大阪駅と下関駅をつなぐため、3月まで大阪、札幌間を運行した「トワイライトエクスプレス」とは異なる旅行内容になる。
もちろん車窓から見える美しい景色を眺めたり、車内で調理されたフランス料理の晩餐を楽しんだり、快適な客室でゆったりとした時間をすごすという主旨は変わらない。
日本海や大山、瀬戸内海の多島美などの景観をめぐるほか、いったん下車して沿線の歴史、文化に触れる立ち寄り観光も可能だ。
例えば山陽コースの下り、1泊2日の旅では、倉敷は大原家の別宅として建ち、来賓館となった有隣荘を見学し、美術品を鑑賞したり、国指定の重要文化財を数多く所蔵する岩国の吉川史料館で鉄砲隊の演武を見学したりできる。
