日本の電動バイクが、6月中旬の「マン島TTレース」で優勝を飾った。2014年に続く快挙。搭載するリチウム電池を開発した日立マクセルが、あらためて祝勝の言葉を発表している。


英国王室属領のマン島で開かれる「TTレース」といえば公道レースとして世界に名高い。その中でも2009年に始まった「TT Zero Challenge」はゼロエミッション、つまり走行中に CO2 を排出しない車両で競う。今ではガソリンエンジン車に匹敵するラップタイムを記録する激しいクラスだ。

ホンダ車のパーツ販売やレーシングカーのエンジン開発で知られる「無限」が2012年から TT Zero Challenge に参加しており、2014年には「神電 參(SHINDEN SAN)」が1位、2 位を独占。2015年も「神電  四(SHINDEN YON)」がワンツーフィニッシュを決めた。

今年は米国のビクトリー・レーシングや、ベルギーのサロリア・レーシングとの対決も注目もあったが、無限は見事にレースを制し、前年に自ら立てた同クラスの記録を更新した。


マクセルは2013年から無限の電動バイク向けにラミネート形リチウムイオン電池を供給しており、誇らしげに勝利を祝っている。この電池は、独自の構造や耐熱技術で高出力で安定した放電性能を発揮するのが特徴。しかも神電 四に搭載したものは、無限の要望に応えた専用仕様だそう。