釣りもクルーズも楽しめる38フィートクラスのフィッシングボート「EX38」が、ヤンマー舶用システムから発表された。8月1日から購入できる。


特徴のあるステムラインが目を引く新設計のプレジャー船型を採用し、大型フィンキールを組み合わせて「1クラス上」の保針性、凌波性、高速走行性を実現したとする。幅広船型とリバースチャインにより、安定性を高めている。


最大搭載人員は12人。キャビンデザインは流れるようなクーペスタイルで、ゆとりある居住空間を備える。デッキは、多彩な釣りに対応できるよう広いスペースを確保しており、スパンカーやファイティングチェアなどの取り付けも考慮した作りになっている。

エンジンは信頼性、耐久性と、低燃費、低エミッションを重視したディーゼル式「6CXB-GT」。防音構造によりクラス最高の低騒音を実現したという。最高出力は363kW (495馬力)。

バウデッキには、キャスティングも考慮した大型バウレールを採用。燃料タンクは800リットルと大型化し、余裕のある容量にした。アナログメーターや電子リモコンの標準装備で操作性を高めている。

キャビン内には6人分のシートを配置し、ドライバーズシートとナビシートには肘掛付ダンパーシートを標準採用する。個室トイレには、電動マリントイレ、シンク、ルームライト、タオル掛けを備える。また大型サイドロッカー、バースサイドロッカー、バース床下収納など、収納スペースを充実させている。キャビン後方には、航海機器の設置に便利なアフトステーションBOXを工場OP設定した。

本体価格は2,900万円(税別、以下同じ)、限定沿海仕様価格が2,967万4,800円。