東武鉄道オリジナルの「扇子」が今年も登場する。7月13日~8月31日の期間、東武本線・東上線の主要駅などで買える。

この扇子は、毎年デザインを変えながら発売しているもの。東武本線と東上線それぞれの意匠を取り入れた2種類が購入できる。


東武本線デザインは、高級感溢れるえんじ色を背景に、4月から日光東照宮四百年式年大祭を記念して運行している「日光詣スペーシア」の車体イラストと、 日光東照宮の眠り猫(ねむりねこ)、三猿(さんざる)をデザインした「日光詣エンブレム」をワンポイントに入れている。さらに、現行のカラーリングの特急 “スペーシア”も配置している。


東武本線デザインの扇子
東武本線デザインの扇子

日光詣スペーシアのデザインを取り入れている
日光詣スペーシアのデザインを取り入れている

東武東上線デザインは、東上線が全線開通90周年を迎えることにちなみ、1950年代を中心に東上線で活躍し人気を博した行楽列車「フライング東上号」を象徴する車体カラーを東上線を支えてきた8000系車両に特別に再現し、颯爽と走るメモリアルなデザインとなっている。背景も、川越「時の鐘」を代表とする東上線の沿線風景をデザインし、さらにかつて「フライング東上号」に掲出していたヘッドマークも配置している。

東武東上線デザイン
東武東上線デザイン

フライング東上号のイラストを描いている
フライング東上号のイラストを描いている

それぞれ1本1,000円(税込)で、東武本線デザインが4,000本、東武東上線デザインが2,000本の数量限定だ。