
FCバスは、トヨタ自動車の燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」向けに開発したシステムを、日野自動車のハイブリッドノンステップ路線バスに搭載したもの。出力を高めるためにスタック(燃料電池をまとめたもの)やモーターを各2個、高圧水素タンクを8本搭載している。
搭載する大量の燃料電池は、ただ走るのに使えるだけでなく、震災などで停電が起きた際、外部に電力を供給することもできる。
ちなみにトヨタのおひざもと、愛知県豊田市では路線バス「とよたおいでんバス」がすでにこのFCバスを導入している。

今回は実験として、7月25日に江東区にある東京都環境科学研究所で1台を走らせるほか、24日、27日、30日に都心と臨海地域を走らせる。