トヨタ自動車の「レクサス」ブランドが世代クリエイターを対象とした国際デザインコンペティション「LEXUS DESIGN AWARD 2016」の参加作品を募集中だ。




このコンペは2012年に創設し今回で4度目。2015年の主題は「Anticipation(予見)」だそう。クリエイターが独創的に解釈し、レクサスの求める革新的デザインを提案することを期待しているという。

コンペで入賞した12作品は、イタリア・ミラノで開催される「ミラノデザインウィーク2016」のレクサス会場に展示予定。そのうち4作品の受賞者は世界の著名クリエイターをメンターとしたセッションを通じ、最大で300万円の支援を受けながらプロトタイプを制作する運びだ。

受賞者は作品についてのプレゼンテーションをミラノデザインウィークで行う予定。最終審査を経てプロトタイプ4作品の中から、グランプリ1作品を決めるという。

応募受付期間は10月18日まで。2016年初頭に入賞12作品を明らかにするそう。

ちなみに前回のコンペのグランプリ受賞はイタリアのクリエイター、エマヌエル・コルティ、イヴァン・パラティ両氏による「Sense-Wear」。内容は身に着けることで様々な感覚を高め、研ぎ澄ます衣装・装飾品。ほかにもトヨタ自動車の普段の雰囲気とはかなり異なる雰囲気の作品を選んでいる。

エマヌエル・コルティ、イヴァン・パラティ両氏による前回のグランプリ「Sense-Wear」  身に着けることで様々な感覚を高め、研ぎ澄ます衣装・装飾品
エマヌエル・コルティ、イヴァン・パラティ両氏による前回のグランプリ「Sense-Wear」
身に着けることで様々な感覚を高め、研ぎ澄ます衣装・装飾品

海老塚啓太氏による「ANIMAL MASKS」  動物の能力を体験できる、デジタルデバイスを内包した仮面
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中森大樹、アドリアーノ・アルファーロ、ガエターノ・ミルコ・ヴァティエロ各氏による「Diomedeidae」  自らの羽ばたく動きで発電しながら光を発するモビール
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マリーナ・メリャアド・メンディエタによる「LUZ」  自然の天候に応じて変化する繊細な照明
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