スズキは「ワゴンR」「ワゴンRスティングレー」の「エネチャージ」「S-エネチャージ」搭載車の燃費を向上し、ターボ車にも「S-エネチャージ」を搭載して8月18日に販売開始した。


今回、「ワゴンR」「ワゴンRスティングレー」の「S-エネチャージ」搭載車(ワゴンR「FZ」、スティングレー「X」)は、「S-エネチャージ」のモーターアシストする時間と頻度を増やすとともに、燃焼効率を高めるなどの改良を施したR06A型エンジンを組み合わせ、リッターあたり33.0キロという軽ワゴントップレベルの優れた燃費性能を実現した。



ターボ車(スティングレー「T」)にも「S-エネチャージ」を採用して、軽ワゴンターボ車トップレベルのリッターあたり28.0kmを達成。また、「エネチャージ」搭載のNA車(ワゴンR「FX」CVT車など)に改良型のR06A型エンジンを搭載して、ワゴンRシリーズの「エネチャージ」「S-エネチャージ」搭載車の燃費を向上させた。

■ワゴンR・ワゴンRスティングレー「S-エネチャージ」・「エネチャージ」搭載車の主な特長
◆モーターアシストする時間と頻度を増加「S-エネチャージ」を搭載(「FZ」・スティングレー)

「モーター機能付発電機(ISG)」のモーターアシスト時間を、従来の最長6秒間から最長30秒間まで拡大。また、モーターアシストする速度域を、従来の「15km/h~85km/h」から、NA車は「発進後~約85km/h」に拡大し、モーターアシストする頻度を向上。さらに、ターボ車は「発進後~約100km/h」とした。

◆改良型R06A型エンジンを搭載(「FX」CVT車・「FZ」・スティングレー「X」など)
圧縮比の向上やEGRシステム採用に加え、吸気、排気系を見直し、低中速の動力性能を高めた上で、燃費性能を向上。また、エキゾーストマニホールド一体型シリンダーヘッドの採用や触媒ケースを簡素化するなど、軽量化、コンパクト化を実現した。その他、ISGの搭載にあわせ補機ベルトシステム等を変更している。

◆外観の変更
・LEDフロントフォグランプ(スティングレー)
・青い加飾を施したヘッドランプ及びリヤコンビネーションランプ(スティングレー「T」)
・青く点灯するLEDイルミネーション(スティングレー「T」)
・車体色「ムーンライトバイオレットパールメタリック」を新たに設定(「FX」、「FZ」、スティングレー)


価格などについて詳細は、SUZUKIのWebサイトを参照されたい。