高音質な「FLAC」形式の楽曲を再生できる車載CD/USB/iPodレシーバー「U310/U310R」を、JVCケンウッドが11月初旬に発売する。オープン価格。

FLACは、ロスレスあるいは可逆圧縮と呼ばれるデータ形式で楽曲を保存するため、原音に対して音質の劣化がなく、デジタル機器で再生する際に美しく聞こえるとして人気を博している。

U310/U310RはそうしたFLAC形式の楽曲をUSB機器に入れて車内に持ち込み、聴きたい人向けの製品となる。MP3、WMA、WAV形式にも対応。ワイドFM(FM補完放送)に対応したFM/AMチューナーも搭載している。

大きさは1DINで、青いイルミネーションがついた「U310」と赤い「U310R」の2種類がある。いずれもiPodインターフェースケーブルで接続したiPhone、iPod側から再生、選曲などのコントロールが可能。同時に充電もできる。曲目を簡単に検索できる「ミュージックサーチ」機能があり、iPhone、iPodに入っている楽曲をタイトルやアーティスト名で探せるほか、先頭1~3文字の英数字で絞り込み表示できる。

これに加えUSBケーブルで接続したAndroidスマートフォン内にある音楽もアーティスト、アルバムなどの項目から選択し、レシーバーで再生可能だ。ただしスマートフォンに独自アプリケーション「KENWOOD Music Play」を入れる必要がある。

各種オーディオコントロール機能も備える。CDやAUX接続など音源ごとに音量レベルを調整する「ボリュームオフセット機能」、原音を鮮明に再生する歪みの少ない「50W×4MOS-FETアンプ」、8種類のイコライザーカーブを標準設定し、音楽ジャンルなどに合わせて音質を選べる「dBイコライザーPRO」、ロードノイズなどでかき消されやすい小さな音や低音を補強し聴きやすい音場に調整する「ドライブイコライザー」、3段階で低音を調整できるバスブースト、圧縮音源をリズミカルでリアリティーのある音で再現する「SOUND RECONSTRUCTION」、小さい音量でも心地よい音を再生するラウドネスなどだ。