スズキは、コンパクトSUV「ESCUDO(エスクード)」の新モデルを発売した。取り回しのよいサイズ、ゆとりある前席空間と広い荷室、加速性能と燃費効率の両立を図ったパワートレイン、足回りの強さを特徴とする。

ハンガリーの製造子会社であるマジャールスズキ社で生産し、自社ブランドの輸入車として日本で販売する。欧州などでは「VITARA(ビターラ)」の名前で取り扱っているクルマだ。

エクステリアは従来のエスクードのデザインを継承したクラムシェル(貝殻)フード、フェンダーガーニッシュをはじめ、シャープなベルトラインと、車体側面のキャラクターラインが特徴。またLEDヘッドランプ(ロービーム)と、力強さを強調するメッキフロントグリル、安定感のあるフロントバンパーとリヤバンパー、切削加工とガンメタリック塗装を施した17インチアルミホイールなども目を引く。ボディカラーは新色「アトランティスターコイズパールメタリック ブラック2トーンルーフ」をはじめ4種類だ。


インテリアはSUVらしさを強調したインパネ中央部のデザインをはじめ、スポーティなエアコンルーバー、金属調のインパネガーニッシュ、視認性が高いメーターなどが特徴。メーターパネル中央には平均燃費や平均車速などを表示するマルチインフォメーションディスプレイを配置している。上下調整(チルト機能)、前後調整(テレスコピック機能)を備えたステアリング、ホールド性が高く、スポーティな本革&スエード調シートなども備える。4WD車には2段階温度調節機能付運転席・助手席シートヒーターを採用する。



パッケージングは取り回しが良いサイズとしつつも、長時間の運転で疲れにくいようゆとりある前席空間と、5人乗車時でも375Lの荷室を確保したとする。6:4分割可倒式のリヤシートと上段・下段に装着できるラゲッジボードを採用している。ラゲッジルームランプ、アクセサリーソケット、ラゲッジフック、ショッピングフックなどの装備も選べる。

パワートレインには1.6L DOHC VVTエンジンを搭載。最高出力117PS(86kW/rpm)/6,000rpm、最大トルク151N・m(15.4kg・m)/4,400rpmを発揮する。燃費はJC08モードで2WD車が18.2km/L、4WD車が17.4km/L。トランスミッションは6速ATで、マニュアルモード付き。

 随所に軽量化を施し、2WDで1,140kg、4WDで1,210kgとした。高張力鋼板を多用し、優れた衝突安全性も確保したとする。サスペンションはピストンロッド径の最適化によりストラットの横剛性を高め、操縦安定性を向上した。ステアリングギヤボックスをサスペンションフレームに直付けし、取付剛性を高め、操縦安定性を高めている。 軽量化と高剛性化を両立したリヤトーションビームを採用し、ロールを抑え、コーナリング時の安定感も増した。

ミリ波レーダー方式による衝突被害軽減システム「レーダーブレーキサポートII(RBSII)」を標準装備。前方衝突警報ブレーキ機能を追加するとともに、自動ブレーキ機能の作動速度域を拡大し、安全機能を向上した。さらに指定の速度(約40~約100km/h)で先行車と車間距離を保ちながら追従走行する「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」が利用できる。4WD車はロックモード選択時に滑りやすい急な下り坂での車速を制御する、ヒルディセントコントロールも採用する。

希望小売価格は212万7,600円(税込)から。