「smart(スマート)」ブランドから、4人乗りの小型車「smart forfour(スマートフォーフォー)」が登場した。注文を受付中で、2016年1月に発売予定だ。


高強度スチール製骨格「トリディオンセーフティセル」とボディパネルの2色のコントラストが目を引く。全体のシルエットは先代のワンボックスから、ボンネットの位置を高くした「1.5ボックス」に変更となっている。短い前後オーバーハングと外側に配置したホイールで特徴のあるプロポーションを作り出しており、視認性とアジリティにも寄与するデザインという。

リアにエンジンを搭載した後輪駆動のRR方式を採用し、小さな車体に広い車内空間を確保したとする。ボディ全長に対する室内長の比率は77%。

タイヤは先代同様前後異なるサイズ。フロントタイヤ幅がリアタイヤより細く外輪の切れ角が大きい。最小回転半径が小さく、またロードホールディングの限界に達するとABS、ASR、ESPRがただちに介入し、安全を確保するそう。


インテリアには、smartのポップなキャラクターを強調する色と素材を使っている。シートはヘッドレスト一体型のスポーティなタイプ、ダッシュボードとドアパネルにはメッシュファブリック素材としている。「Loop(ループ)」と名付けた楕円形の曲線をダッシュボードやドアなどのモチーフとして取り入れている。インストゥルメントクラスターと、Bluetooth/USBインターフェース付AM/FMラジオは、ダッシュボードの手前に浮かんでいるように見えるデザインとなっている。スピーカーやツイーターには、フロントグリル同様のハニカムパターンが踏襲している。





パワートレインには可変スワールコントロール、吸気バルブ可変コントロールなどを採用した新開発1.0L直列3気筒自然吸気エンジンを搭載。最高出力71PS(52kW)、最大トルク91Nmを発揮し、通常走行で使用する低回転域から大きなトルクを発生する。信号待ちなど車両が停止している際にアイドリングストップを行う「ECOスタートストップ機能」も装備する。

トランスミッションは6速DCT「twinamic(ツイナミック)」。ボタン1つでECOモード/SPORTSモードを切り替えることができ、またDレンジではマニュアル操作も可能。

サスペンションは、フロントに新型のマクファーソン式を、リアに改良したド・ディオン式を採用。スプリングストロークを拡大して快適性を高めた。機械式ラック&ピニオンステアリングを装備する。

安全装備としてレーダーセンサーにより先行車との距離を監視し、衝突の恐れが生じるとディスプレイ表示と音で警告する「衝突警告音機能」を備える。80km/h以上で直線かゆるやかなカーブを走行中に突然の横風により車両が不安定になった際に安定した直進をサポートする「クロスウインドアシスト」など利用可能。設定した速度をアクセルを踏むことなく維持し上限速度も設定できる「クルーズコントロール&可変スピードリミッター」も備える。

カーナビゲーションシステムは、7型ディスプレイを備えた純正アクセサリー「ポータブルナビ」と、スマートフォンをナビ替わりにできるアプリケーション「スマート・クロス コネクト」が使える。

ラインアップは、内装がファブリック仕様の「passion(パッション)」と本革仕様の「prime(プライム)」の2種類。ボディカラーはクリスタルホワイトやディープブラックのほか、ミッドナイトブルー、ラバオレンジ、サファイアレッド、イエロー、クールシルバーなどだ。

希望小売価格は209万円(税込)から。