ホンダの航空機事業子会社であるホンダ エアクラフト カンパニー(HACI)は、米国連邦航空局(FAA)から12月8日(米国東部時間)にHondaJet(ホンダジェット)が型式証明を取得したことを発表した。

型式証明は、FAAが定める強度、性能、安全性、機能および信頼性などに関する厳格な基準をHondaJetが満たしていることを証明するもの。


主翼上面のエンジン配置や自然層流翼型、一体成型複合材胴体などの独自技術を採用し、クラス最高水準(Honda調べ)の最高速度、最高運用高度、上昇性能、燃費および室内サイズを実現している。



型式証明の取得までに行われた各種試験では、米国内で70ヵ所以上の空港や試験施設が使用され、試験飛行時間は3,000時間を超えた。

米国ノースカロライナ州グリーンズボロ市にあるHACIの生産工場では、現在25機のHondaJetが最終組立工程にあり、年末のデリバリーを予定している。