台北からクルマで約1時間、鉄道で約1時間半のリゾート地「宜蘭県」。温泉も楽しめるこのエリアに2015年11月、サイクリングコースが設置された。日本人の利用も歓迎だという。


今回設置されたコースは、「山の幸〜梅花・小川 ルート」「海の幸〜海沿いルート」「川の幸〜冬山川ルート」の3種類。それぞれに特色があり、違った味わいを楽しめる。


■山の幸〜梅花・小川 ルート
羅東駅から出発し、羅東運動公園や梅花湖観光農業地域などを経由する約33キロのコース。梅花湖に沿って、山や湖といった自然風景を満喫できる。復路では、淋漓坑橋をはじめ、大隱コミュニティー、悟元生態公園、柯林湧泉、取水堰、生態公園などを走行し、出発地の羅東駅に戻る。


■海の幸〜海沿いルート
礁溪駅を出発し、二龍展望台、龍舟展示スポットなど約25キロを巡る海沿いコース。サイクリングの後は、温泉で疲れを癒やすこともできる。


■川の幸〜冬山川ルート
山河生態オアシス、親水公園、清水大ロック、冬山川出海口、伝統的な芸術センターなどを巡る約25キロのコース。起伏が緩やかなので、初心者や子どもでも体験しやすい。冬山河周りの水鳥の群れなどの自然生態を満喫できる。


自転車は現地でレンタサイクル(有料)を利用。詳細については、サイクリングコース運営事務局である易飛旅行社の呉氏(sun@ezfly.com)が、日本語での問い合わせを受け付けている。