仕事で遅くなった日の帰り道、なぜかそういう日に限って自転車はパンクしがちです。自転車屋さんは閉まっているし、電車は終わっているし。これでタクシーに乗車拒否された日には、もう自転車を押して帰るしかありません。自転車で走ればあっという間の距離も、歩くと2時間コース。重い自転車を引きながらとぼとぼ歩くと、頭の中ではなぜか『帝国のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ)』が鳴り響きます…って、これは筆者だけ?

帝国はとても強い♪  戦艦はとてもデカい♪♪  ダース・ベイダーは…
帝国はとても強い♪
戦艦はとてもデカい♪♪
ダース・ベイダーは…

そんなサイクリストを助けてくれるのが米国Bike Fixtationの開発している自動販売機。自転車グッズを24時間販売します。


米国Bike Fixtationの開発している自動販売機  24時間買えるのが魅力!
米国Bike Fixtationの開発している自動販売機
24時間買えるのが魅力!

Bike Fixtationの自動販売機が提供するのは、自転車のチューブ、緊急用補修スポーク、チェーン、ブレーキシュー、変速機&ブレーキ用ワイヤー、そしてライト用乾電池など。その他、修理に必要な工具も販売します。販売機のそばには、修理用スタンドも設置。サイクリストが膝まづいたり、寝転んだりすることなく、楽な姿勢のまま短時間で修理可能になっています。

自販機で販売されるグッズ例  チューブの他、地図も販売されています
自販機で販売されるグッズ例
チューブの他、地図も販売されています

販売機のそばには、修理用スタンドを設置  これ、あると楽なんですよね
販売機のそばには、修理用スタンドを設置
これ、あると楽なんですよね

そのBike Fixtationは、新たに壁掛けタイプの小型自動販売機の提供を開始しました。自販機設置台数の増加を狙っているそうです。

新たに壁掛けタイプの小型自動販売機  「あらゆる場所に自転車用自動販売機」を目指しています
新たに壁掛けタイプの小型自動販売機
「あらゆる場所に自転車用自動販売機」を目指しています

新しいタイプの小型自動販売機は、AC電源だけでなく、内蔵バッテリーでも動作可能なのが最大の特徴。これにより、どこにでも取り付けできるようになりました。小型とはいえ、最大15種類のアイテムを販売可能。サイクリストの困った!に十分対応できます。

最大15種類のグッズを販売できます
最大15種類のグッズを販売できます

サイクリストたるもの、予備のチューブや空気入れ、それにちょっとした工具は常に持ち運んでいたいもの。でも、パンクする日はなぜか2回、3回と続きがちなんですよね。そんなときに自動販売機があちこちに設置してあれば安心です。というか、販売機があちこちに設置されていれば、持ち物を減らすことだってできます。

楽できるニャ
楽できるニャ

米国ではBike Fixtationの本拠地であるミネソタ州ミネアポリスを中心に増加しつつあるというサイクリスト用の自動販売機。日本にも設置して欲しいものです。いわゆる“街の自転車屋さん”が減り、自転車通勤者が増えている今、一番必要とされているものかもしれません。

これさえあれば、もう『帝国のマーチ』を歌わなくても済みますよ。

ダース・ヴェイダーは黒い  トルーパーは白い  デス・スターは丸い~♪
ダース・ヴェイダーは黒い
トルーパーは白い
デス・スターは丸い~♪