レクサスは、オランダのデン・ハーグにおいて、新型クーペ「LC500h」を世界初披露し、世界初のマルチステージハイブリッドシステムを公開した。

LC500hは、高回転化したV型6気筒3.5Lエンジンと走行用モーターに自動変速機構を組み合わせたマルチステージハイブリッドシステムを採用。



マルチステージハイブリッドシステムでは、2つのモーターを使用したハイブリッドシステムに、有段ギアの自動変速機構を組み合わせることで、エンジンとモーター両方の出力制御が可能になった。エンジンの高回転化と合わせて、低速域ではエンジン使用領域を高回転側に拡大し、低速から力強い駆動力を生み出しパワフルな走りを実現。低速域から高速域まで、システム効率の高い動作点を選択し、EV走行領域も拡大することで、モーショナルな走りと燃費性能に優れたクルージング走行を両立した。

また、ハイブリッドシステムにマニュアル感覚のドライブ操作が楽しめるMモードをレクサスとして初めて採用した。


日本での発売は2017年春頃を予定している。