ポルシェ ジャパンは、911 Rの予約受注を3月2日より開始する。

高回転型の排気量4リッターの水平対向自然吸気エンジンは、6速マニュアルスポーツトランスミッションと組み合わせられる。

最高出力500PS/8,250rpm、最大トルク460Nm/6,250rpmを発生し、100km/hまで3.8秒。走行距離100kmあたりの燃料消費量(NEDC)は13.3リッター。


ポルシェ・セラミックコンポジット・ブレーキ(PCCB)は標準装備。ブレーキディスクの直径は、フロントが410mm、リアは390mm。ハイパフォーマンスタイヤのトレッド幅は、フロントが245mm、リアは305mm。ホイールは前後ともにマットアルミニウム仕上げの20インチ軽量ホイールで、中央部にはセンターロック機構が備わる。

ポルシェ・スタビリティ・マネージメントシステム(PSM)の制御システムには、911 R独自のチューニングが施された。スイッチを押すことによってシフトダウンの際にダブルクラッチ機能が作動。オプションのシングルマスフライホイールはエンジンの素早いレスポンスと高回転時のダイナミクスを大幅に改善。また、日常走行における実用性が制限されないよう、リフトシステムをオーダーすることも可能。このリフトシステムは、ボタン操作でフロントアクスルのロードクリアランスを約30mm増大させる。

車両総重量1,370kgは、911 GT3 RSの重量を50kg下回る。ボンネットとフェンダー部分にカーボン、ルーフにはマグネシウムを使用することで車両の重心位置を低くした。リアウインドウとリアサイドウインドウは軽量プラスチック製。そのほかにも、インテリアのインシュレーターの削減、リアのベンチシートの排除、エアコンのオプション化などによって一層の軽量化が推し進められた。

リトラクタブル式のリアスポイラーと911 R専用のリアアンダーボディディフューザーでダウンフォースを確保。フロントエプロンとリアエプロンは911 GT3と同じもので、スポーツエグゾーストシステムはチタニウムを素材とした軽量構造となっている。


運転席のシートはカーボン製のフルバケットシートで、シート中央部には“ぺピータ”タータンデザインのファブリック素材を採用し、1960年代に誕生した初代911を思い出させる。GTスポーツステアリングホイールは911R専用にデザインされたもので、直径は360mm。助手席の脇に設けられたカーボン製のトリムストリップには、911 Rのシリアルナンバーを記したアルミニウム製のバッジが埋め込まれる。また、GTモデルであることから、ドアオープナーにはプルストラップが採用された。

希望小売価格は、26,290,000円(消費税込価格)。