アストンマーティンは、新型DB11をジュネーブモーターショーで初公開した。

自社設計で新開発された5.2リッターV12ツインターボ・エンジンはフロントにマウント。最高出力は608PS、最大トルクは700Nm。0-100km/hは3.9秒、最高速度は322km/h。バンク・アクティベーション機能とストップ-スタート(アイドリングストップ)テクノロジーにより、パワフルながらも優れた効率を発揮する。



ドライバーが設定できるダイナミック・モード(GT、スポーツ、スポーツ・プラス)は、エンジン、ZF8速AT、新しい電動パワーステアリング、制動によって作動するトルク・ベクタリングのレスポンスをプログレッシブに変更し、アダプティブ・ダンピング・システムの減衰力を調整する。


フルカラー12インチTFT液晶ディスプレイを採用した新しいインストルメント・クラスターには、主要な車両情報が表示され、センターマウントされたディスプレイ(8インチTFT)は、インフォテインメント専用となっている。直感的に操作できるロータリースイッチ、オプションのタッチパッド(文字認識やマルチタッチ、ジェスチャーサポート機能付き)により、サテライト・ナビゲーション/オーディオ・システムの効率、操作性が向上している。オートパーク・アシストと360°バーズアイ・ビュー機構を新たに採用し、低速取り回し時の安全性を高められており、これらの機構はインフォテインメント・システムで操作することができる。

希望小売価格は、それぞれ、154,900ポンド(英国)、204,900ユーロ(ドイツ)、211,995ドル(米国)から設定されており、納車開始は、2016年第4四半期を予定している。