BMWは、3シリーズのクリーンディーゼルモデル「320d(サン・ニー・マル・ディー)セダン/ツーリング」に新世代の4気筒ディーゼルエンジンを搭載し、5月28日に発売する。

アルミニウム合金製クランクケースを採用した2リッター直列4気筒ディーゼルエンジンは、最新のコモンレール・ダイレクト・インジェクション・システムと可変ジオメトリー・ターボチャージャーを組み合わせ、従来モデルから、最高出力5kw(6ps)アップの140kW(190ps)/4,000rpm、最大トルクは20Nm(2.1kgm)アップの400Nm(40.8kgm)/1,750-2,500rpmを実現。また、燃料消費率(JC08モード)は、従来モデルから、約10%向上の21.4km/Lを実現した。



また、従来モデルから引き続き、NOx(窒素酸化物)吸蔵還元触媒などメンテナンスフリーの最先端排出ガス処理技術「BMW BluePerformanceテクノロジー」を採用し、排出ガス基準である日本のポスト新長期規制に適合する環境性能を実現。エコカー減税対象車の認定により、自動車取得税・重量税が免税(100%減税)となり、翌年度の自動車税も75%減税となる。

また、ほぼ全モデルに新たに標準装備となる「レーン・チェンジ・ウォーニング」は、ドライバーから死角になる自車の左右後方を走行する車両や、追い越し車線から急接近してくる車両をドライバーに警告することで、安全な車線変更をサポートする。

メーカー希望小売価格はセダンが427万円より、ツーリングが449万円より(いずれも消費税込)。