
「Be.e」は「エコXエコ」な電動バイク。オランダアムステルダムに本拠をおくVan.Ekoが開発した。

最大の特徴はモノコックボディの素材。天然のヘンプ(麻)、フラックス(亜麻)から製造される「ヘンプファイバー」が採用されている。「Be.e」は電動バイクなので走行時にCO2や有害物質を排出しないが、ボディにヘンプファイバーを採用したことで廃車時の環境負荷をも低減。「エコXエコ」な電動バイクを実現している。

「Be.e」のもうひとつの特徴は、カラフルでキュートな外観。ボディカラーはオレンジ、ブルー、グリーンなど、全7色から選択可能だ。シートもビニール、レザー、マルチカラーの3種が用意されているし、ヘッドランプカバーもブラックとクロームから選択可能だ。

バッテリーのフル充電に必要な時間は約4時間。フル充電すると、走行速度にもよるが、70~100キロ程度走行できる。

Van.Ekoは現在、同社Webサイトでプリオーダーを受け付けている。価格は6,900ユーロ(約90万円)。出荷は2018年内を予定している。

日本での販売についてVan.Ekoに尋ねたところ、創業者であるVaniek Colenbranderさんから、現時点ではオランダとEU諸国での販売にフォーカスしたいとの回答を得た。同社は創業してから日も浅いため、まずは足元を固めてから他の地域への進出を考えたいとのこと。だがもし、日本から30~50台程度のまとまったプリオーダーが入るようであれば、日本への本格進出を早める可能性もあるとのことだった。
