「Hovershoes X1」は電動スケートボード。スケボーだが、右足用と左足用が用意されており、ローラースケート感覚で楽しめる。電動一輪車「Solowheel」などで知られるInMotionが開発した。

片足用の電動スケートボード「Hovershoes X1」

InMotionの開発・販売する電動ビークルは、通勤などでの“ラストマイル”利用を念頭に置いたものが多い。例えば同社のP1Fは、折り畳んで公共の交通機関に持ち込み、駅からオフィスまでの移動する際に適したものだ。


InMotionの電動バイクP1F
参考画像:InMotionの電動バイクP1F

InMotionの電動バイクP1F
参考画像:折り畳めるので、通勤利用に便利

今回の「Hovershoes X1」は、どちらかというとピュアスポーツ向け。一般的なスケートボードとは異なり、左右別々の動きができるので、新しいトリックを生み出すことが可能だ。

片足用の電動スケートボード「Hovershoes X1」
ピュアスポーツ向けの「Hovershoes X1」

片足用の電動スケートボード「Hovershoes X1」
新しいトリックを生み出せる?

室内移動向けにも適している。フルサイズのスケートボードよりも小回りが利くので、オフィス内の狭い場所を走行可能だ。オフィス内の移動にローラーブレードを利用する人もいるが、装着には手間がかかる。その点、「Hovershoes X1」であればサンダル感覚での利用が可能だ。

片足用の電動スケートボード「Hovershoes X1」
オフィスを、サンダル感覚で移動できる

セルフバランス機能が搭載されており、電源を入れると自動でバランスを取り、自立する。コントロールは体重移動で行う。

片足用の電動スケートボード「Hovershoes X1」
電源オフの状態ではこんな感じ

片足用の電動スケートボード「Hovershoes X1」
だがスイッチを入れると

片足用の電動スケートボード「Hovershoes X1」
自立する

重さは各足2.7キロ。それぞれに250ワットのモーターと54Whのバッテリーが装備されており、1.5時間の充電で最大約8キロの走行が可能だ。

片足用の電動スケートボード「Hovershoes X1」

発売は7月下旬の予定で、価格は499ドル程度の見込み。日本の公道では走行できない点には注意されたい。