
デザイナーズバイクを目指す「Urbanized」
服の色とコーディネートできる?
服の色とコーディネートできる?
自転車の持つ「スポーツ性」「機能性」などよりも、ファッション性を重視。「街にあう服を着る」ように、「街にあう自転車に乗る」ことを可能にしている。たとえばカラーは「クリーム」「グラファイト」のほか、「ピンク」「レッド」「イエロー」など、カラフルでこれまであまり自転車には採用されていなかったものから選択が可能だ。

こちらはピンク
セーターと色を合わせて
セーターと色を合わせて
ファッション性を高めるため、溶接個所はなるべく目立たないよう工夫された。ハンドルバーにはスティッチ入りが採用され、高級感を演出している。

溶接個所が目立たない、つるんとした外観
Tannusのエアレスタイヤを採用。チューブレスでパンクしないだけなく、空気圧調整などのメンテナンスを不要とした。自転車通勤者は一日で25キロ程度、1年で6,000キロ程度走行する人が多いと言われるが、Tannusエアレスタイヤは6,000キロの走行で約1ミリしか摩耗しない。これにより、摩耗によるタイヤ交換の回数も減らした。
その他、Gatesのベルトドライブ、シマノのローラーブレーキ、シマノの内装7段変速機など、メンテナンスフリーを実現するパーツが採用されている。シマノの内装7段変速機は、ストップアンドゴーの多い都市部の走行で特に便利。信号待ちで停止している間に、ローギアへの変速が可能だ。

メンテナンスフリーを実現するパーツを採用
ローラーブレーキは、雨の日の制動力もそれなりに高い
ローラーブレーキは、雨の日の制動力もそれなりに高い
都市部の走行では、自転車を担いで階段を上り下りしなければならないことも。「Urbanized Bike」では、自転車を持ち運ぶための取っ手がフレームに取り付けられている。これは地味にうれしい機能だ。重さは12.7キロなので、比較的に楽に持ち運べるはず。

フレームに取っ手を装備
女性用の「Ladies' Bikes」と男性用の「Gents' Bikes」が用意されており、価格はどちらも1,699ユーロ。別途送料が必要となる。

女性用の「Ladies' Bikes」

男性用の「Gents' Bikes」
日本での販売について開発元のUrbanizedに尋ねたところ、同社創業者のHristo Tashevさんから、日本でのディーラーを探しているがまだ見つかってはいないとの回答を得た。ディーラーが見つかるまで、購入希望者はUrbanizedにEメールまたは電話で連絡を取り、自転車のサイズやカラー、発送オプション、支払い方法などを交渉。その後、購入契約を結ぶという手順を取る必要があるとのことだった。

白でコーディネート