
「OTTO」は、F1マシンのエキゾーストパイプに敬意を表するiPhoneドック。イタリア モデナに本拠を置くiXOOSTが開発した。

iXOOSTによれば、フェラーリの創業者エンツォ・フェラーリ氏は、「12気筒エンジンのサウンドは、まるでシンフォニーのように聞こえる」と語っていたという。また、ベルリン・フィルの芸術監督だったカラヤン氏はフェラーリの12気筒エンジンサウンドを「どんな指揮者も再現できないメロディー」だと述べたそうだ。
iXOOSTのメンバーたちは、これらの言葉にインスパイアされて同社を創業。あらゆるレーシングマシンのシンボルともいえるエキゾーストパイプから、エキゾーストノートではなく、音楽を鳴らしたいと考えた。

「OTTO」はそのような思いから生み出された製品のひとつ。サブウーハー、エクステンデッドレンジ、ミッドレンジ、ツイーターを持ち、iPhone内の音楽を、迫力のサウンドで再生する。

発注時には自分の好きなF1カーのエキゾーストパイプを選択。例えば「Honda Indy V8」「1992 Lotus 107 Ford HB V10」などからセレクトできる。ついでカラーやアクセサリーを指定することで、自分好みのドックを製作できる。

価格は1万ユーロから。日本への送料が別途800ユーロ程度かかる。
