タクシーを呼ぶときのように、「Scootbee」の電動スクーターを現在地に呼ぶことができる。利用するにはスマートフォンアプリで場所を指定。すると、その場所にロボスクーターが自動配車される仕組みだ。配車時には、利用者にもっとも近い場所にいるロボスクーターが自動セレクトされる。
ロボスクーターには自動運転機能が搭載されているので、トラックなどで利用者の元に運搬する必要がない。自動運転機能はまた、障害物などがあった場合には、自動でそれを避けて走行できる。
配車後はスマートフォンでロックを解除。利用者がハンドルを握り、通常の電動スクーターと同じように走行可能だ。
「Scootbee」の最大の特徴は、目的地到着後に自動運転でその場を離れてくれること。利用者がサービスポートなどに返却したり、運営側がトラックなどで回収する必要がない。ロボスクーターは自動的に次の利用者の元へと移動する。バッテリー残量が不足している場合には、サービスポートに戻る場合も。
ロボスクーターは自動で次の利用者の元へ
シェアサイクルを利用したいが、目的地周辺にポートが無く諦めている人は案外多い。だが「Scootbee」のようなシステムであれば、そのような制約から解放され、利用者は増えるのではないだろうか?
Scootbeeは現在、シンガポールでベータテスターを募集している。