西武鉄道の3駅で、シェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」の自転車と「ステーション」が設置され、試験導入が9月14日に開始される。

シェアサイクル「HELLO CYCLING」、西武線沿線に試験導入
西武鉄道の3駅で、シェアサイクルの試験導入開始

試験導入されるのは、池袋線の桜台、新宿線の東伏見、多摩湖線の青梅街道の各駅。どの駅に設置された自転車も、利用予約や決済はすべてスマートフォンアプリから行える(会員登録が必要)。また、自転車は借りた駅でなくても、「HELLO CYCLING」の「ステーション」のある場所なら、どこでも返却が可能だ。

シェアサイクル「HELLO CYCLING」、西武線沿線に試験導入
利用予約や決済はすべてスマートフォンアプリで

筆者が個人的に利用したいと考えているのは、練馬区の桜台駅に設置されたシェアサイクル。練馬区は、“日本アニメ発祥の地”とされており、区内の各駅にはその地域とゆかりのあるアニメの観光案内板が設置されている。桜台駅であれば『サイボーグ009』、練馬駅なら『白蛇伝』、豊島園駅は『Yes!プリキュア5GoGo!』、平和台駅は『ジャングル大帝』、地下鉄赤塚駅は『ひみつのアッコちゃん』といった具合。

また、練馬区ではアニメの聖地巡りもできる。例えば光が丘は『デジモンアドベンチャー』で主人公や選ばれし子どもたちが住んでいたとされる場所。練馬駅周辺は『タッチ』に何度も登場している。また、江古田にある武蔵野音楽大学は、『のだめカンタービレ』に登場する音楽大学のモデルだと言われている。

このような観光案内板やアニメの聖地をめぐるには、自転車が便利だ。

練馬区は、かつて江古田に在住されていたSF作家の新井素子さんも語られていた通り、「東西方向には移動しやすいが、南北方向には移動しにくい」地域。多彩なバス路線があるが、練馬区に不慣れな人には、どれに乗ってよいかわからないことも。だが、自転車ならスマートフォンのナビさえあれば、手軽に観光案内板間や聖地間を移動できる。少し足をのばせば、トキワ荘跡地やフジオ・プロなどをまわることも可能だ。

シェアサイクル「HELLO CYCLING」、西武線沿線に試験導入
トキワ荘跡地にほど近い「トキワ荘通りお休み処」で興味深い資料を見たり

シェアサイクル「HELLO CYCLING」、西武線沿線に試験導入
松葉でラーメンを食べてみたり

試験導入が成功し、より多くの駅に「HELLO CYCLING」の「ステーション」が設置されるようになれば、そのほかの聖地も訪れやすくなるだろう。これは特に、外国人観光客にはうれしいものとなるはずだ。

アニメの聖地巡りにどうだろう? - シェアサイクル「HELLO CYCLING」、西武線沿線に試験導入
フジオ・プロまで足をのばしてみたり

■設置場所・利用料金

◆設置場所
桜台第3バイク駐車場 (練馬区桜台4-6009-25):ラック3台分/自転車3台
東伏見駅南口第2駐輪場 (西東京市東伏見三丁目1-25):ラック9台分/自転車4台
青梅街道駅前駐輪場(東京都小平市小川町2-184-2-2):ラック14 台分/自転車7台

◆利用料金
料金:60円/15分、最大1,000円/24時間

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