付けていることを忘れるヘッドライト「BioLite HeadLamp」

「BioLite HeadLamp」は、付けていることを忘れるヘッドライト。「CampStove」で知られるアウトドアグッズ開発企業、BioLiteが開発した。

付けていることを忘れるヘッドライトBioLite HeadLamp
付けていることを忘れるヘッドライト「BioLite HeadLamp」

「CampStove」とは枯れ枝を燃料として利用するキャンプ用ストーブ。お湯を沸かしたり、ちょっとした調理ができるほか、枯れ枝が燃えるときの熱で発電してスマートフォンなどを充電する機能も持っている。


枯れ枝を燃料として利用するキャンプ用ストーブBioLiteの「CampStove」
参考画像:枯れ枝を燃料として利用するキャンプ用ストーブBioLiteの「CampStove」
枯れ枝を燃やして、スマートフォンを充電できる

「CampStove」を開発したBioLiteが、ヘッドライトの再創造に挑戦した結果が「BioLite HeadLamp」。同社は懐中時計がスマートウォッチに、蓄音機がスマートフォン+Bluetoothヘッドフォンに進化している現代に、ヘッドライトは炭鉱時代のままであると考え、「BioLite HeadLamp」の開発に取り組んだ。「明るいLED」、「理想的な前後バランスによる快適な付け心地」が特徴。

付けていることを忘れるヘッドライト「BioLite HeadLamp」-キャンプにも、自転車通勤にも
懐中時計や蓄音機は進化したのに、ヘッドライトは炭鉱時代のまま

付けていることを忘れるヘッドライト「BioLite HeadLamp」-キャンプにも、自転車通勤にも
これを進化させなければ!

ライトの明るさはコントロールでき、もっとも明るい設定では330ルーメンとなる。この設定で約3.5時間の使用が可能だ。もっとも暗い設定でなら40時間使用できるという。

付けていることを忘れるヘッドライト「BioLite HeadLamp」-キャンプにも、自転車通勤にも
ライトの明るさは最大で330ルーメン

330ルーメンの明るさがあれば、自転車通勤者が夜間に補助用ライトとして利用しても便利だろう。自転車に装着されたメインのライトのほかに「BioLite HeadLamp」を使用すれば、道路上の気になる場所をスポットで照らし、パンクや事故などを未然に防げるかもしれない。

付けていることを忘れるヘッドライト「BioLite HeadLamp」-キャンプにも、自転車通勤にも
ヘッドライトには、気になるスポットを照らせるというメリットが

理想的な前後バランスでは、リアにバッテリーを配置した。ヘッドライトではフロントにライトとバッテリーの両方が配置されることが多く、どうしてもフロントヘビーとなってしまいがちだが、「BioLite HeadLamp」の構造であれば、特にうつむいて作業をするようなケースで疲労を抑えられるという。

付けていることを忘れるヘッドライト「BioLite HeadLamp」-キャンプにも、自転車通勤にも
リアにバッテリーを配置
理想の重量バランスを実現した

用途は前述の自転車通勤のほか、夜間のランニングや犬の散歩など。また、キャンプ場で、日の落ちたあとにバーベキューをする際にも便利だ。また、「BioLite HeadLamp」は「CampStove」同様、災害時にも役立つはずだ。

この配置は特に、うつむいて作業をするようなケースで、疲労を抑えるという。
「BioLite HeadLamp」の使用例

日本での発売は2019年2月ごろを予定。価格は50ドル前後となる見込み。

この配置は特に、うつむいて作業をするようなケースで、疲労を抑えるという。
こんなパッケージになる予定